「なんなんだ。この建物は⁉」Ginza Sony Parkがオープン!


Ginza Sony Park 数寄屋橋交差点前に誕生‼

1月26日、中央区銀座の数寄屋橋(すきやばし)交差点前にオープン。
ブランド品が煌びやかに並ぶ商業施設に囲まれ、
無機質のコンクリート造建築物が一段と目を引きます。

今月(2025年1月)初めにこの建物の前を通った際には、

「We are back, Ginza! Grand Opening January 26,2025」
「ただいま」

という大きな看板表示がありました(残念ながらもう取り外されています)。

この建物、極力外装の装飾を排しているような。
地下鉄の通路に面した壁面には「Ginza Sony Park」
と小さくシンプルに表示されているだけです。

この部分は、元あった建物の一部を残しているようです。

建設地には、もともと1966年にソニービルが建設され、
60年余りの時を経て、今回リニューアルオープンとなりました。

地下鉄銀座駅(銀座線のほか、日比谷線、丸の内線が接続)の
地下B9番出口からアプローチしてみます。

エスカレータに沿った壁面には、昭和の時代からの建物の変遷の写真

1957年…残念ながら、私が生まれる前に建てられた建物。
写真の建物には全く覚えがありません。

1966年~2017年…建物上部に大きな「SONY」の文字
…だいぶ古めかしいですね。これは覚えがあります。

2018年~2021年…あったあった。
建物を取り壊したあと、確かにウッドデッキの不思議な広場がありました。
何かのイベントで、人が沢山集まっていた記憶があります。

そして今回リニューアルオープンしたGinza Sony Park。
建物の表面は、コンクリート打ち放しの仕上げで、装飾はほとんどなし
階段を登っても登っても階段?

各階が屋内のような屋外のような。
不思議な構造をした建物です。

しかも、看板や表示も最低限しかありません。

一番上まで上がると、数寄屋橋に面したビル群やJR有楽町駅が一望できます。

建物の屋上と言っても、たかだか5階建てのため、決して高いわけではなく、
したがって、他のビルを見下ろすことはできません。

でも、眼下には、スクランブル交差点を行き来する沢山の人

昨今発生している転落を防止するため、金属ネットが張られています。
外は少し見づらいかな(しかたありませんね。)。

この建物の特徴として、メインエントランスらしきものがないことでしょう。
道路からこの建物の敷地に足を踏み入れても、
どこにもいわゆる“玄関”らしきものがありません

コンクリートで仕上げられた大きな階段。
特別な看板もなければ、各階のテナントの標識らしきものもありません。

今回はオープニングプログラムとして、いくつかモニュメントが。

いったい、このビルは何の目的で建てられているのでしょうか。
人を沢山呼び寄せて、何かを売ったり、
何かを提供したりしている様子がありません。

地階や階段横のスペースにはいくつか無造作にコンクリートのベンチが置かれ、
座ってスマホをいじっている人や、外国から来たと思われる観光客の方たちが、
自由に腰かけている様子。

私と同様、新しいビルや屋上の景色を撮影しに来ているであろう人も。

不思議な空間

でも、商業施設に取り囲まれた地域にあって、
Park…まさに公園のような公な場所に感じ、
とても贅沢な空間です。

建物のコンセプトや感じ方を訪れた人に委ねる。
そんな、雑踏の中に「余白」をもたらす空間。

一方で、コストパフォーマンスは?と考えると、
他人事ながら心配になってきます。
「さすがソニーの自社ビル」と一言で言ってしまえば済みますが。

現在、複数のアーティストとコラボした

「Sony Park展 2025」

が開催されています。
階段や屋上には自由に入れるのですが、

地下2階、地上3階、4階で開催されているイベントのスペースは、
現在、予約制
無料です)。

予約の時間に合わせ来所した人たちが列を作っていました。
既存の建物を一部残しリニューアルし、
中には、透明なガラスの向こうに、
既存の建物のコンクリート壁体を見せている
ところも。
なんとなく濃紺色のタイル張りもレトロ

1階の壁面には、現在コラボ・展示しているアーティストの情報が。
今回のアーティストは

Vaundy 「音楽は、旅だ。」
YOASOBI 「半導体は、SFだ。」
羊文学 「ファイナンスは、詩だ。」

地下1階の様子

「音楽は、旅だ。」
Vaundyが「僕の心の曖昧な地層」

をテーマに、音楽の地層空間を旅するような体験を楽しむ
…といったプログラムを展開。

入口でヘッドホンを手渡され、Vaundyが選曲した
約200曲の楽曲を、思い思いのジャックに繋げて視聴することができます。

柱は、なんと段ボールを積み上げたもの。斬新!
Vaundyの直筆サイン「踊り子」…オレの曲 もありました。

【地上3階の様子】

「半導体は、SFだ。」
YOASOBIと来場者の心音オブジェクトが共鳴

来場者一人ひとりの心拍をセンシングして、
「心音プロジェクト」を作ります。

生成された心音オブジェクトは、
スマートフォンで持ち帰ることができます

<映像やサウンドに合わせて震えるHaptic Floorコンテンツ
床には振動デバイスが搭載されていて、
先ほど作った心音オブジェクトが床の上を動きまわり、
そのオブジェクトを踏むと、ブルブルブルブルと震えます。

【4階の様子】

空間の中央に大きな水盤が広がり、

「ファイナンスは、詩だ。」
羊文学が生み出す楽曲・歌詞と水と光が融合

することで、楽曲の世界に入り込める…といったプログラムを展開。

床に搭載された振動デバイスが、歩行に合わせて震える
Active Slateコンテンツ(ソニーの触覚提示技術ハプティクスを活用)
により、
楽曲の余韻に浸りながら床面を歩くと、
水辺を歩くような感覚を味わえます。

スクリーンと水盤が一体となり、
そこに文字が舞い上がっては消えていきます。

沢山の言葉の波が押し寄せては遠ざかる。
文字と音世界に没入し、圧倒されてしまいました。

現在の展示Part1は、3月30日まで(無料)

プロジェクトPart2として、4月20日から6月22日の間

「ゲームは、社交場だ。」BABYMONSTER
「エンタテインメントテクノロジーは、ストリートだ。」Creepy Nuts
「映画は、森だ。」牛尾憲輔

のプログラムがが展開される予定だそうです。

パンフレットには、

動画、静止画の撮影は可能。
ただし、コンテンツの撮影・録音は60秒以内でお願いします。

と書いてあります。

プログラム展示以外の場所には、
予約なしでも立ち入ることができます。
建物だけなら10分もあれば観て回れます。

不思議な空間。一見の価値ありです。

「Sony Park展2025」は、
ソニーが取り組む6つの分野、
「音楽」「半導体」「ファイナンス」「ゲーム」
「エンタテインメントテクノロジー」「映画」

をテーマに、それぞれの分野を
「旅」「SF」「詩」「社交場」「ストリート」「森」に変換。

6組のアーティストとともに、ユニークなプログラムに挑戦 となっています。

銀座に現れた不思議でとっても贅沢な空間」お勧めです。

#銀座ソニーパーク#Ginza Sony Park#YOASOBI#Vaundy#羊文学

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