ヒロの人生後半お役立ちブログ

人生100年時代。安心して人生後半を愉しむために


一生懸命を心から楽しもう!


「何をしているかに関係なく、
一生懸命にやっている自分が楽しい!」

子どもの頃はこれがあった。がしかし、
大人になるにしたがって認知的になると、
このことを忘れてしまう。

子どもは、ただ一生懸命が楽しいから何ごともやっている。
しかし、大人になるにしたがって、
何かを得るとか、他者に褒められるとか、
認知的な楽しみにシフトしてしまう。

最近、『「機嫌がいい」というのは最強のビジネススキル』(日本実業出版社)
著者:辻 秀一(スポーツドクター、産業医、㈱エミネクロス代表)を読んだ。

以下、本書から・・・

私たちは、認知的に結果を出すことを原動力に生きている。
スポーツに関わっている私も例外ではない。
放っておくと、私の認知脳は「結果が出たら楽しい」と考えている。
結果を出して楽しもうとするのだ。

しかし、結果がもたらす楽しさは大きいが、
刹那的でコントロールができない楽しさだ。

勝ってもまたすぐ次が始まる。
上手くいってもまた次が始まってしまう。
勝ったり、上手くいったりした瞬間しか楽しめないのだ。
おまけにいつも勝ったり上手くいったりするとは限らない。

つまり、この楽しさに頼っていると不安定なので、
「不機嫌の海」に陥ってしまう。

4つの「楽しさ」
結果「Result」に基づく楽しさ
過程「Process」で感じる楽しさ
他者「Others」がいる楽しさ
自分ひとり「Myself」でできる楽しさ

人は認知的に他者とのつながりを大事にするために、
ビジネスでもスポーツでも「Others」の比率が高くなる。

しかし、他者との関係で楽しさを感じる一方で、
他者はコントロールできない存在でもあるため、
多くの人は、人間関係でストレスを感じてしまう。

おまけに、いつも思いどおりの結果「Result」
となるわけではない。

そこで、これらと対称的な位置にある、
自分ひとりでできて、そのプロセスを楽しむ
「Myself」「Process」
が重要だと気づく。

結果や他人に依存しない、
いつでも自分でできる楽しいことだ。

*********************

さて、この本を読んで、ふと考えた。

ここ最近のなんだかわからない閉塞感…
私は最近、少しばかり「他人からの評価や感謝、関心」に
思考が集中しているようだ。

楽しく、好きな時に好きなところを走る(ランニング)。
楽しく、好きな時に好きなものを描く(絵画)。

「子どもの頃はこれがあった。がしかし、
大人になるにしたがって認知的になると、
このことを忘れてしまう。

子どもは、ただ一生懸命が楽しいから何ごともやっている。
大人になるにしたがって、
何かを得るとか、他者に褒められるとか、
認知的な楽しみにシフトしてしまう。」

他人(Others)や結果(Result)ばかりに目を向けず、
ただひたすら自分ひとり(Myself)でその過程(Process)を楽しむ。

「一生懸命を楽しもう!」
自分にこう言い聞かせて、一日をご機嫌に過ごしたいものだ。

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