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【鑑賞レポ】六本木クロッシング2025:時間は過ぎ去る わたしたちは永遠


森美術館「六本木クロッシング」を鑑賞

空高くそびえる六本木ヒルズ

その地上53階で開催されている
3年に一度の現代アートの祭典
「六本木クロッシング2025展」
に行ってきました

展示はもちろんですが
美術館へ向かうエレベーターから
すでに非日常が始まっている感じがして
ワクワクしました

2026年現在の
最新アートシーンを切り取った
今回の展示について
「感動」の熱量を込めてお伝えします

今回のテーマは「時間」

 目に見えないはずの「時」が
21組のアーティストの手によって
形や色、あるいは「体験」として
目の前に現れる――

そんな不思議で
少し背筋が伸びるような空間
特に心に残ったポイントを
いくつかピックアップしてご紹介します

1.「無題」桑田卓郎

まず会場に入って圧倒されたのが
圧倒的な存在感を放つ
鮮烈な色彩のオブジェ

巨大な陶器のオブジェで
流れ落ちそうな釉薬(ゆうやく)に
はじけ飛ぶような粘土の躍動感

伝統技法を活かした作品です

2. 幻想的な「泡」が描く、一瞬の永遠

A.A.Murakamiの大型インスタレーション
《水中の月》

 天井からゆっくりと舞い降りる
シャボン玉のような泡

AIによって制御されているというその動きは
生き物のようでもあり
宇宙の理(ことわり)のようでもありました

弾けて消えてしまう「一瞬」の儚さと
それが繰り返されることで生まれる「永遠」

 ぼーっと眺めているだけで
日常の忙しさを忘れて深い瞑想に
入っていくような感覚になります

3. 「段ボールの駅」に宿る、日常の愛おしさ

一方で、思わずクスッとして
その後にジーンときてしまったのが
ズガ・コーサクとクリ・エイトの作品

なんと、多くの人が普段使っている
「六本木駅」の出口が
巨大な段ボールアートとして
再現されているんです!

身近な素材で力強く作られたその風景は
どこか懐かしく
私たちの何気ない毎日もまた
積み重ねられた「大切な時間」
なんだと再確認させてくれました

4. 東京の景色を「琥珀色」に変える魔法

和田礼治郎氏の彫刻作品も忘れられません

2枚のガラスの間にブランデーが
満たされた作品越しに
本物の東京の街並みを眺める体験

見慣れた高層ビル群が
琥珀色のフィルターを通して
「過去の遺産」や「遠い記憶」のように
見えてくるから不思議です

美術館が「空にある」という立地を
最大限に活かした、贅沢な演出でした

5.その他

今回展示しているアーティストは
全部で21組

海外からも多数参加しています


感想:アートは「今」を愛するためのツール

今回の展示を観て感じたのは
「時間はただ流れるだけのものではない」
ということ

ある人にとっては数秒の出来事が
表現を通して見ると
数千年の歴史とつながっていたり

個人の小さな記憶が大きな社会の動きと
交差していたりします

「忙しくて時間がない!」
と口癖のように言ってしまう毎日ですが
たまにはこうして「時間そのもの」を
じっくり味わう贅沢も必要だな、と

美術館を出た後の六本木の街が
来る前よりも少しだけ
丁寧に作り込まれた世界に見えました

 これから行かれる方へ

  • 写真撮影OK!

多くの作品が撮影可能です
自分だけのお気に入りの「時間」を
切り取ってみてください

  • 体験型を逃さないで

AIを使ったゲームや
ワークショップ形式の展示もあるので
時間に余裕を持って(2時間は欲しい!)
行くのがおすすめです

ぜひ、あなただけの「永遠の瞬間」を
見つけてみてくださいね

#六本木 森美術館

#六本木クロッシング

#時間

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