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被災建築物応急危険度判定員の講習会に参加


今日は休暇をもらって防災ボランティアの講習会へ。

地元台東区主催の
被災建築物応急危険度判定員の実地訓練
に参加してきました。

被災建築物応急危険度判定員とは
大規模地震などの災害発生後に、
被災した建築物の被害状況を調査し、
余震などによる二次災害の危険性を
判定するボランティア。

一級建築士などの資格を持つ技術者が、
都道府県知事の認定を受けて活動します。

判定の結果、危険度に応じて、
「危険」(赤色)、「要注意」(黄色)、
「調査済」(緑色)の3種類のステッカーを
被災した建築物の入口付近に貼付し、
住民や建物利用者の安全確保に役立てます。

私は、以前、一度判定講習会で
測定・判定を経験していますが、
それからだいぶ期間が開いて
しまっていたので、久しぶりに
参加することにしました。

今回は、木造家屋が取り壊される
との情報を得た台東区が、
その家屋を活用して、登録判定員に
判定実務の機会を与えるもので、
平日にも関わらず、24人もの
判定員が駆けつけました。

地震や水災などの災害が
度々発生している昨今、
やはり防災ボランティア
関心度は高いのですね。

家屋周囲の状況、家屋の損傷程度を
ざっと確認した後、下げ振り
(柱や壁の傾きを調べる器具)
を使って、家屋の傾きの程度を調べます。

以前、実際の被災地で木造家屋を
調べたことがありますが、
周囲の地盤が陥没・隆起していたり、
隣接している建物が倒壊していたりして、
その近くで不安そうに見守る住民の
方々の視線を感じ…演習とは全く
雰囲気が違っていたことを思い出しました。

また、被災者への各種支援施策や
税の減免等を申請する際に必要となる
「り災証明」を発行するための
被害調査と勘違いされ、
応急危険度判定の結果に対し
建物の住民から不満をぶつけられる、
災害現場ではそんなこともあると
聞いています。

一連の作業が終わったら集計です。

今回は、判定結果をスマホで
アプリに入力し、データは自動的に
事務局で集計できるようになっていました。

判定員になった当時の
「判定用紙に鉛筆で記入し、
後ほど手作業で集計」と
いった頃からすると、
随分便利になったものですね。

スマホで簡単に記録写真も撮れ、
送信することもできますし。

先日、今回の講習会を機に、
マイユニフォームを買い揃えました。

Screenshot

私は自分のマンションの
防火・防災管理者
なので、
万が一の際にもこのユニフォームが
使用できると思いました。

まずはカタチから
いつでも出動OKです!

仕事も現役を退いた今なら、
休暇を取って、どこへでも
手弁当で出かけられます。

丁度今、漫画家たつき諒さんの
『私が見た未来 完全版』…
「7月5日大地震発生説」

世間を賑わせていますね。

ここのところ、九州地方の
トカラ列島で、群発地震が
発生しています。

実際の出番はないことを祈ります。

でも、訓練や準備は怠らず

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