ヒロブログ 歳刻を愉しむ

人生100年時代の後半を愉しむために


明日は我が身 台東区マンション防災セミナーに参加して見えた「我が家の備え」と「マンションの課題」


昨今、国内外を問わず地震や水害の
ニュースを目にする機会が増えました

特に、ここ東京が線状降水帯による
短時間大量豪雨に見舞われた場合には
未曽有の被害が発生することが容易に
予見されます

私の住むマンション周囲も例外ではなく
1時間あたり100㎜といった豪雨に
見舞われれば、内水氾濫などにより
インフラが大打撃を受けると思います

そんななか、「明日は我が身」という
強い危機感を抱き、地元台東区主催の
「マンション防災セミナー」
参加してきたのでした

私は、長らく防火・防災に携わってきた関係で
自分が住むマンションの管理組合の理事と
防火管理者を務めています

防犯や水害・騒音リスク
マンションの意見集約の容易さ
などを
総合的に考慮して、終の棲家を
中規模マンションの4階に構えていますが
運命共同体であるマンション全体の
防災に関しては、正直に言って
心もとない状況にあります

防火・防災の知識や経験に基づき
自助の領域はある程度できていると
思っていますが、いざ
「マンション全体としてどうなのか?」
と問われると、全く自信がありません

今回のセミナーではYY防災の
防災減災危機管理アドバイザー 吉田亮一氏
登壇され、実践的な視点からの講和は
多くを学ぶ機会となりました

氏は、長く宮城県仙台市にお住まいで
1978年の宮城県沖地震をはじめ
2011年の東日本大震災でも被災し
その後の対応に直接関わって
こられたとのこと

そうした直接的なご経験に加え
阪神・淡路大震災
10年前の熊本地震
2024年の能登半島地震
そして、先日の熊本地震などについても
現地を訪れ、検証・研究し
知見を積み重ねていらっしゃいます

これまでにも数多くの講師や
地域安全、学校安全の防災アドバイザー
として、全国を奔走しています

YY防災HPのQRコード

上記宛てに連絡をいただければ
出前講座はもちろんのこと
マンションや自治会の場で
オンラインで講義やアドバイザーと
してお話をしていただけるとのこと

当日いただいた資料を添付しておきます

1. マンション防災の2つの大原則

セミナーを通して、改めて突きつけられたこと

それは

マンションは「在宅避難」が原則であること

行政に頼るのではなく
「防災はマンションごとに対応する」のが
原則であること

我が家では、食料や飲料水の備蓄
おがくずや凝固剤を使ったトイレ対策

家具の転倒落下防止措置など
各家庭で行うべき最低限の
「自助」の対策はとっています

しかし、セミナーでも

「危機感を持って想定以上の備えが
出来ていないと共助は出来ません」

と指摘されていたとおり
まだまだ想像力が十分とは言えません

また、昨今発生した災害を見ていると
「想定外」「史上初」というのも
毎年一層多くなっているように思えます

2. 浮き彫りになった「共助」の壁

現在、私の住むマンションは、残念ながら

「管理や維持を管理会社に任せきり」
「十数年に一度回ってくる以外は
理事などの役割は御免」

「防災訓練にはあまり興味がない」
といった住人が少なくないのが現状

また台東区という土地柄
外国籍の居住者も多く
普段のゴミ出しのマナーなどから想像するに
運命共同体としての災害対応力
正直なところ「ほぼない」と言っても
過言ではない状態です

セミナーの資料でも
マンション防災を進めるステップとして
以下が挙げられていました

〇まずは管理組合にマンション防災について
提案
すること

〇防災組織を立ち上げ、過去の災害や
今後の想定を踏まえた
「防災マニュアル」を作成すること

〇マニュアルを使用し、中抜けせずに
通しで行う「防災訓練」を実施すること

〇訓練を通して、繰り返しマニュアルや体制を
改善
すること

これらの「共助」の仕組みを
多様な価値観や背景を持つ
居住者の間でどう築いていくかが
今後の最大の課題だと痛感しました

3. まずは手元のツールを活用しよう

マンション全体の意識を変えるのは
一朝一夕にはいきませんが
まずは情報共有から始めることが第一歩

台東区では、マンションの実情に合わせた
便利なツールが用意されています

〇台東区「集合住宅 防災ハンドブック」

災害発生時の行動フローや事前の備えが
分かりやすくまとまっています

地区の実情に応じて防災計画を
まとめる際にも役立つはずです

〇台東区防災アプリ「台東防災」

避難経路のGPS案内
避難施設の開設状況確認
防災マップの閲覧
などが
無料で利用できます

私もすでにダウンロードして
読み込んでいます

おわりに:セミナーを実践のきっかけに

今回、あらためて
知識として「知っている」ことと
実際に「備えている」ことの間には
大きなギャップがあることを実感

今回のセミナーは
私にとってその溝を埋め
マンション防災を前に進めるための
大きなモチベーションになりました

やはり、マンション居住者にとって
「在宅避難」と「マンションごとの対応」
は大原則

まずは自身の「自助」をもう一度見直し
「共助」の仕組みについても
取り組んでいこうと意を新たにしました

#マンション防災

#台東区

#マンション

#地震

#水害

#水災害

Translate »